離婚問題FAQ

ハーグ条約での子供の返還命令が認められない場合はあるのでしょうか?

2013年6月1日 更新

 ハーグ条約では,子どもを常居所地へ戻すことを原則としています。

 

 ただし,子どもの利益を重視する観点から,一定の場合(6つの場合が挙げられています)には,子どもの返還命令を出さない事ができるとされています。詳しくは,コラム・法律の広場「離婚と子供に関わるハーグ条約(その③)」に書いていますので,ご覧ください。

 

 子供を自分の国に連れ帰った理由が,配偶者によるDVや子どもへの虐待の場合には,先ほど述べた6つの場合にあたるかどうかという判断の中で,考えていくことになります。

 

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