法律のいろは

花冷えですね

2013年3月27日 更新 

もう3月の終わりになりました。あっという間に1年の4分の1が過ぎ去ろうとしています。ついこの間まで梅のシーズンでしたが、花見の季節になりましたね。今週・来週は花見の予定が入っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

といっても、今日は本当に寒かったですね。最高気温も10℃そこそこだったようで、まさに「花冷え」といったところでしょうか。「花冷え」は晩春の季語で、桜の咲くころに、急に冷え込む冷えびえとした感じを指すそうです。「余寒」という言葉もありますが、これは立春からあとのぶり返す寒さのことをいい、2か月くらい前の頃の気候を表す言葉になります。

来歴はちょっとよくわかりませんが、「春冷え」などよりは、桜のシーズンらしい、情緒あふれる言葉だと思います。俳句の言葉は日常ではあまり使わないものの、日本語としての美しさ、情緒を感じさせる言葉がしばしばあります。前にも書きました、「ひこばえ」とか「薄氷」(「うすらい」と読みます、意味は文字通り、薄く張った氷のことです)も奥ゆかしさを感じさせる言葉です。

残念ながら「花冷え」や「薄氷」を詠みこんだ句は作っていないので、ご紹介できず残念ですが、そのうち句が思いつきましたらご紹介したいと思います。

(記:片島)

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