昨日辺りから、先週末の暖かさ(暑さ?)から一転して冬の寒さが戻ってきましたね。この時期は寒暖の差が激しいので、体調管理に気を付
けたいところです。
さて、春繋がり(?)で、今日は「春の水」を取り上げてみたいと思います。「春の水」というとどのようなものを思い浮かべるでしょう
か?
雪解けの水、ゆったりと流れる川のせせらぎ、光を反射してきらきら光る水面・・・。
この「春の水」という言葉は「俳諧栞草」という江戸時代末期の書物に出てくるのが始まりのようです。
実は、「春の水」は昨日の句会の兼題(決められたテーマ)でした。必ず一句は決まった言葉を織り込んで句を詠まないといけないのです。
いつも、兼題を織り込んだ歌を詠むのがなかなか難しいと感じています。
「春の水」は淡水についてだけ使うようですが、広島は川が多いので、意外と今回は素材があって詠みやすい印象がありました。
ちなみに、私が今回作った歌を恥ずかしながら披露しますと、「春の水こぼるる光包み込む」
春は秋とともに詠みたいと思う題材・素材があふれていて、いい句が作れる季節です。
たまには、自然の息吹を感じながら、一句作ってみるのもいいかもしれません。
(片島:記)
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