最近、重い(固い?)話題が続いていましたので、少しコーヒーブレイク的な話題を。
私の趣味(?)である、俳句の面白さを実感できるものとして、「吟行」というのがあります。「吟行」は、名所・旧跡などに出かけて、時間内に俳句を数句作り、そのあと句会のように批評し合うというものです。即興で作るので、まさに普段の成果というか、実力が試される場面でもあります。
昨年、初めてこの「吟行」に参加し、山口県・岩国市の錦帯橋周辺に行きました。ちょうど梅雨の晴れ間の頃でしたので、紫陽花や菖蒲がきれいに咲いていました。写真はそのときに撮ったものです。苔むした寺、由緒ある墓所、武家屋敷・・・。俳句の素材はそこかしこにあるのですが、肝心の「料理」の腕前がまだまだなので、5句作るのに四苦八苦しました。その後はおいしい弁当を頂き、それからいつものようにいいと思った句を選び、批評し合いました。
いつも以上に読む素材は共通しているだけに、それぞれのとらえ方が異なり、面白い視点が発見できたりと、また違った俳句の楽しみ方ができる、楽しいひとときでした。
最後に、私のつたない句をご紹介します。「紫陽花や主のおらぬ武家屋敷」
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