法律のいろは

早期に対応する大事さ

2013年4月11日 更新 

 3月28日の記事にも書いたのですが,4月からある団体の借金問題の相談員をしています。

 借金を収入から分割で返していくというのが基本です。相談員の仕事もその手助けということになります。何事もそうですが,問題は大きくならないうちに・早いうちに対応しておくのがいいように思えます。とりわけ,借金の問題については当てはまるように思えます。

 数年前,とあるCMで借金問題の本質をとらえたと思えるものがありました。それは,借金を風船に例えて,どんどんと大きくなって押しつぶされていくというものです。借金もそもそもの原因はともかくとして,収入で簡単に返せるのならば,大きくなることはあまりないように思えます。

 毎月毎月,お金が足りないからということで借りることで,少しずつ大きくなっていく⇒少しずつ膨らんでいって,気づいたら押しつぶされそうになるという流れになるからです。借りたものは当然返すということから,何とかしようと日々格闘していくことは当然に重要です。ただ,借りたものを返済に充てるような自転車操業の状態になるともはや重症です。

 そこまでいかないうちに,問題をなくすにはどうすればいいのかを考えることが重要に思えます。その意味で,早期に対応する重要さは,借金問題で大きくあてはまるように思えます。

 ちなみに,借金に限らず,「雨だれ石を穿つ」という言葉もあるように,小さな問題も時を経って放っておけばいつの間にか大きくなるものです。それが仕事場の問題・経営の問題であれ,問題をなくすために取り組む・必要であれば人の助けも借りて解決へ向かう必要が大きいように思えます。

 その問題とは皆様にとってどのようなものでしょうか?

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