離婚問題トピックス

離婚の際の住宅ローンと財産分与

2015年4月26日 離婚とお金

 自宅を購入する際に住宅ローンを借りている方は多いのではないでしょうか?近年は昔と異なり自宅購入後にその価値が下がってローンの残額の方が家の価値を上回ることも出てきます。特に,連帯保証人等に配偶者がなっているケースもあることから,離婚をして今後元夫婦の関係が薄くなる場合に,連帯保証人などになっているのは不安を残す問題です。

 ローンのマイナスと家をどう清算するのかは,特に家の価値をローンの残額が上回っている場合には大きな問題となります。第3者である債権者には夫婦の合意は影響を与えないので,そのように合意をするのか等難しい問題を残します。また,マイナスがプラスの財産を上回る場合には,理屈の上では財産分与はないものの,どのように配分を行っていくのかという難しい問題が出てきます。

このほか,家を誰が取得して・誰が住宅ローンの支払いの負担を負うのか,住宅ローンについての抵当権をどうするのか等の問題も出てくるところです。

 こうした問題について,どのように対応するのかは難しい問題となってきます。問題のタイプなどについては既に当事務所のコラムである法律のいろはにて何度か詳しく触れています。こちらをご覧いただくとともに,個別の問題については専門家へのご相談を検討してみるのも一つの方法かもしれません。

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